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ご挨拶

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第37回日本脳神経外科国際学会フォーラム(JNEF)
第36回日本脳神経外科同時通訳夏季研修会(SIGNS)

会長 近 貴志(Takashi Kon)

昭和大学医学部 脳神経外科学講座

第37回日本脳神経外科国際学会フォーラム(Japan Neurosurgery English Forum, JNEF)および第36回日本脳神経外科同時通訳夏季研修会(Simultaneous Interpreters Group in Neurosurgery, SIGNS)を2023年7月28,29日にパシフィコ横浜 会議センターにて開催いたします。

JNEFの前身SNEF (Shonan Neurosurgery English Forum)は1993年に細田浩道会長により第1回が開催され、以後第10回まで湘南および横浜で開催されておりました。
その後各地で開催されるようになりましたが、横浜での開催は2013年の坂田勝巳会長以来10年ぶりとなります。

この3年、COVID-19の影響でin-personでのmeetingや国際交流が大きく制限され、本会も2020年は開催できず、2021年は谷口理章会長によりwebで開催されました。この間オンラインでのwebinarが発展し、またAIの通訳 翻訳ソフトの開発も進んできました。 しかし、これらにより人間による通訳は不要となり、外国語を学ばずに全てつとまるものでしょうか?通訳 翻訳ツールが手軽になった現在では、日常診療の補助に用いる機会もありますが、当方のニュアンスを全て訳せるとは限らず、知らぬ間に異なるニュアンスで伝わってしまうリスクはまだあります。また専門的な内容の翻訳はまだ不十分で、「自身が理解していなければ訳しても通じない」ことを日常診療で実感しております。

昭和大学および関連病院の多くは東京都城南地区、川崎市、横浜市を診療拠点としており、東京国際空港(羽田空港)に至近であることより、日本語を話せない外国人の患者さんの来院が多いため、英語での診察のみならず検査、治療に対しての説明、本国の家族への病状説明、帰国時の情報提供書作成など、英語を用いる機会が多くなってきております。

本会では、本年4月より昭和大学脳機能解析・デジタル医学研究所の所長(昭和大学脳神経外科兼任)になられた佐藤洋輔先生にもご協力いただき、海外からの演者・参加者をお招きしてご講演いただく予定です。

学会のポスターは幾多の困難を乗り越え、横浜港から氷川丸で米国へ留学され、その後の我が国の脳神経外科と医学英語の発展に多大な貢献をされた植村研一先生、また横浜の地でSNEFを発展させ、我々を導いてくださった諸先生方への敬意と、英語とは無縁であった地方の中学生であった約40年前、英語を勉強して外国へ行くことを夢見て自ら英語学習を始め、今もその夢の途上にある自分自身の気持ちを表現しております。

外国語学習のツールも増えて、COVID-19 による入国制限は解除され、ポストコロナの時代となり、国際交流も再び活発になってくると思われます。また、’Travelling without moving’の形で、webを介した国際会議も容易にできる時代となりました。そのような時代であるからこそ、特に若手の先生方には英語を学んで国際学会への参加、英文論文作成、海外施設見学や留学などに積極的に挑戦していただきたいと期待しております。本会がそのためのお手伝いをできる機会となれば幸いです。

皆様のご参加をお待ちしております。横浜でお会いできますのを楽しみにしております。

2023年3月1日

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